第75回三十三間堂全国大的大会に出場

森楓(経済1)が成人女子の部で4位に入賞!

【参加者】

〇成人男子の部

 赤松(建築2) 田中晃(法2) 牧野(社会2)

〇成人女子の部

 坂井(教育2) 高島(文2) 西田(経済2) 原(社会2) 本間(商2) 森(経済1)

 

【入 賞】

◇成人女子の部 第4位 森楓(経済1)

 *森は大学で弓道を始めた1年生です


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25/01/13 活動予定を更新

25/01/13 弓友会ホームページに東京支部新年会のお知らせを掲載しました

25/01/12 三十三間堂大的全国大会成人の部に有資格者が出場、森楓(経済1)が4位に入賞しました

25/01/02 開運大的御弓始神事に女子部員有志が奉射 写真館(2025)を更新

24/12/20 部員名簿を更新


廣田神社開運大的御弓始神事に奉射

1月2日、本年も女子部員有志5名(湯川、山口、長森、甲斐、前田)が巫女の装束を纏い奉射をさせて頂きました。晴天に恵まれ次々と的を射抜いていき、ご観覧の参拝者の皆様から万雷の拍手を頂戴しました


チーム2025始動

主将   中野達也(人間福祉3年)

男子主将 中野達也(人間福祉3年)兼任

女子主将 長田美潤(社会3年)

主務   河村広一朗(経済3年) 水口愛海(人間福祉3年)

副将   澁田莉央(商3年) 山口友里華(工3年)

会計   仁科まひろ(教育3年)

幹事   松本優翔(経済3年) 長森綾架(法3年)

幹事補佐 赤松慧翼(建築2年) 中西充希(商2年) 西田有希(経済2年) 本間千穂(商2年)

副務   大森颯(文2年) 牧野陽樹(社会2年) 高島春乃(文2年)

会計補佐 坂井花音(教育2年)

幹事補佐 田中晃矢(法2年) 稲薮紫音(国際2年)

総務   安部未来翔(法1年) 石川快浬(経済1年) 下里咲子(社会1年) 勝山暖(社会1年)

広報   高橋拓希(工3年) 原向日葵(社会2年) 中川凌汰(法1年) 前田清英賀(商1年)

 

関西学連女子部委員長 長森綾架(法3年)

兵庫学連委員長    西本英吉(国際3年)


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100年前の動画(原田の森道場)

関西学院・学院史料編纂室から「原田の森キャンパス弓道場」の映像を提供頂きました。

過去の地図を紐解くと、原田の森弓道場は現在の王子動物園の象舎あたりにあったと推測されます。

映像の正確な撮影日は不明ですが、大学博物館の推定では、1924年(大正13年)11月から1929年(昭和4年)3月までの期間に撮影されたものとされます。

小澤師範の指導のもと、本学弓道部は関東強豪校と対等に戦える数少ない運動部となり、その活躍から当時は「第一期黄金時代」と呼ばれたようです。

映像から本学はもともと紀州竹林派であった事が伺い知れます。


関学スポーツ TOPICS


弓道部密着取材動画


「一射一生」  難波功士(関西学院大学社会学部教授 弓道部部長)

 

 私は昨年から、所属する大学の体育会弓道部の部長をつとめている。

 

と言うと、ほとんどの人が???といった顔をする。スポーツや武道武術にまったく縁のなさそうなお前が…、あんなに姿勢が悪いのに…ということなのだろう。

 

 もちろん、部には監督・コーチなどがちゃんといる。その上で教員の部長も必要であるために、もろもろのいきさつがあって、私に弓道部長という役割がまわってきたのだ。

 

 部員たちの普段の練習は、キャンパス裏手の弓道場で行われている。部員の中には、昨年とあるテレビ番組で芸能人やアナウンサーの弓道経験者と、誰がもっとも的の中心近くを射抜くことができるかを競いあい、0.7㎝という驚異的な記録でタレントチームに勝利した者もいる。

 

 ある時、弓道場でコーチと話していて、壁のこの辺りに書の額でもあれば…ということになった。私の母が書道を習っているのでたずねてみると、家に空いている額はあるし、先生にお願いしてみてあげるとのこと。ついては、「じゃあ、なんて書いてもらえばいいの?」

 

 とりあえず手近な弓道関係の本を繰ってみる。すると「一射絶命」という言葉がよく出てくる。命がけでその一射に集中せよ、といった意味なのだろうが、矢を射るたびに死なれても困る。

 

 その時ふと思いついたのが、天才棋士・升田幸三氏がよく揮毫された「新手一生」と組み合わせて、「一射一生」とする案だった。もちろん、一つの型をつきつめる弓道と、つねに新たな指し手や戦術を求め続ける将棋とでは、正反対なのかも知れない。だが、一射にかける集中と、一手にこめる気迫とは、何か近しいものがあるような気もする。

 

 そんな経緯で今弓道場には「一射一生」の額が掲げられている。

 

 これでちょっとは部の役に立てたかなと満足していたのだが、最近、突如「一射一生」ってどこかですでに使われている言葉では、と気になりだした。すぐに、検索してみる。すると「ゴルゴ13」がヒットした。どうやらそうしたタイトルの回があるらしい。なんだこれはと思いながら、155巻を注文してみる。

 

 すると、なんと宇宙服を着たゴルゴ13が、スペースシャトルの翼の上で和弓を引いている。秘密裏に打ち上げられ、制御不能となったASAT(衛星攻撃兵器)を始末してくれと某大国に頼まれたのである。宇宙空間をさまようASATが、飛行機などを襲い始めているというのだ。

 

 その際、ASAT側の防御システムに捕捉されていないために「非金属の小さな飛行物体」つまり竹製の矢はうってつけだし、もし無重力状態で銃やミサイルを用いたら、その打ち手は反動で宇宙の果てまで飛ばされてしまう。そう考えて、ゴルゴは京都で弓の修行をしたうえで、宇宙へと旅立ち、見事任務を果たし…。

 

 一射に全人類の安全、さらには地球の命運をかけるくらいの意気込みで弓を引いてほしいし、とりあえず意味あい的には間違ってなさそうだ。だが、ゴルゴ13と大学弓道部…。プロフェッショナルとアマチュアリズムとの両極のようにも思える。

 

 でも今回の報酬はいつもの口座ではなく、京都の銀行へと送られ、ゴルゴの弓道の師(父親はASATによる飛行機事故で死亡)への束脩(謝礼)として、亡父の霊前に捧げられている。まぁ、いいか。(社会学者)

 

※2016年2月26日付 日経新聞夕刊 プロムナードより抜粋しました


<ホームページ管理者=昭和60年法学部卒 弓友会副会長兼リクルート担当 弓道部アドバイザー 西村哲>