上ケ原オープンキャンパス 弓道場は14時から入場可

3月26日(日)上ケ原オープンキャンパス、弓道場では14時まで公式戦を行っています。

つきましては弓道場に見学に来られる方は14時以降にご来場頂きますよう宜しくお願い致します。

弓道場の場所は当ホームページの道場案内をご確認下さい。

またオープンキャンパスの参加には大学へ事前予約が必要(下記バナーから登録可)ですが、弓道場への来場は予約の必要はありません。

なお正規練習は行っておりませんので施設の見学や先輩方から部活動や大学生活などの質疑応答となります。


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23/03/20 活動予定を更新しました

23/03/16 関関同立新人リーグ(対同志社大)で勝ち本学の優勝が決定しました 2023(R5)戦績を更新

23/03/12 対近畿大学・甲南大学三つ巴新人戦練習試合を行いました 2023(R5)戦績を更新

23/03/11 関西学院弓道部弓友会年次総会を開催し全議案が可決されました 弓友会HPに掲載しました

23/03/09 関関同立新人リーグ(対立命館、対関西大)を行いました 2023(R5)戦績を更新

23/03/05 大阪経済大学と新人戦練習試合を行いました 2023(R5)戦績を更新

23/02/24 中西充希(商学部・新1年)が第243代20射皆中者になりました 歴代皆中者(戦後)を更新

 


関関同立新人リーグ

3勝0敗 よって本学の優勝が決定しました!

◇新人戦形式:6人✕12射=72射

 

 対立命館大学 3月9日

  本学58中 立命館42中 よって本学の勝ち

 

 対関西大学 3月9日

  本学52中 関西大40中 よって本学の勝ち

 

 対同志社大学 3月16日

  本学54中 同志社大学41中 よって本学の勝ち


対近畿大学・甲南大学三つ巴新人戦練習試合 3月12日

◇新人戦形式:6人✕12射=72射

 (第1試合)

  本学46中 近畿大34中 甲南大31中 よって本学の勝ち

 (第2試合)

  本学47中 近畿大46中 甲南大32中 よって本学の勝ち


追い出し射会 3月1日

お世話になった4年生の卒部をお祝いし、弓道場で追い出し射会を開催しました。

素晴らしい先輩に恵まれて感謝しかありません。

本当にありがとうございました!


入学前の練習参加につきまして

厳しい競争のなかで合格された皆様、おめでとうございます。

 

弓道部に入部を希望されている方につきましては入学式の前でも保護者と顧問の先生の承認のもと、所定の「練習参加願い」を提出して頂けたら本学弓道場での正規練習への参加が可能です。

(すでに8名の入学確定者が正規練習に参加しています)

 

詳しくは当ホームページからお問い合わせ下さい。詳細を担当の学生から返信させて頂きます。


チーム2023幹部

主将兼男子主将 甲斐滉基(経済3)

女子主将    吉永美海(人間福祉3)

主務      山本泰知(人間福祉3) 松浦由奈(法3)

男子副将    松下誠命(商3)

女子副将    新田栞(社会3)

会計      松岡英里(商3)

幹事      窪田啓樹(法3) 中村玲那(神3)

広報      宮北珠莉(国際3) 橋元大輔(法2) 高橋拓希(工1)

幹部補佐    芥川武史(経済2) 谷澤翔太(商2) 田中希望(国際2) 湯川可蓮(教育2)

副務      笠井建誠(社会2) 津田恒紀(法2) 茂木結奈(商2)

幹事補佐    井上平アルバート(経済2) 松本亘平(法2)

会計補佐    難波明日香(法2)

総務      澁田莉央(商1) 中野達也(人間福祉1) 長森綾架(法1) 水口愛海(人間福祉1)

 

関西学連女子部委員長 中村玲那(神3)兼任

関西学連 長森綾架(法1)兼任


※ご寄付や年会費のお支払いはクレジットカードが便利

〇ご寄付や年会費のお支払いがクレジットカードで出来るようになりました

 (手数料は弓友会が負担)

 (但しJCBカードは不可)

〇ご自宅やお勤め先のパソコンやスマホから24時間365日の対応が出来ます

〇もちろん銀行振込も可

 (但し振込手数料が発生します)

「ご寄付・年会費」のページをご覧下さい


100年前の動画(原田の森道場)

関西学院・学院史料編纂室から「原田の森キャンパス弓道場」の映像を提供頂きました。

過去の地図を紐解くと、原田の森弓道場は現在の王子動物園の象舎あたりにあったと推測されます。

映像の正確な撮影日は不明ですが、大学博物館の推定では、1924年(大正13年)11月から1929年(昭和4年)3月までの期間に撮影されたものとされます。

小澤師範の指導のもと、本学弓道部は関東強豪校と対等に戦える数少ない運動部となり、その活躍から当時は「第一期黄金時代」と呼ばれたようです。

映像から本学はもともと紀州竹林派であった事が伺い知れます。


関学スポーツ TOPICS


弓道部密着取材動画


「一射一生」  難波功士(関西学院大学社会学部教授 弓道部部長)

 

 私は昨年から、所属する大学の体育会弓道部の部長をつとめている。

 

と言うと、ほとんどの人が???といった顔をする。スポーツや武道武術にまったく縁のなさそうなお前が…、あんなに姿勢が悪いのに…ということなのだろう。

 

 もちろん、部には監督・コーチなどがちゃんといる。その上で教員の部長も必要であるために、もろもろのいきさつがあって、私に弓道部長という役割がまわってきたのだ。

 

 部員たちの普段の練習は、キャンパス裏手の弓道場で行われている。部員の中には、昨年とあるテレビ番組で芸能人やアナウンサーの弓道経験者と、誰がもっとも的の中心近くを射抜くことができるかを競いあい、0.7㎝という驚異的な記録でタレントチームに勝利した者もいる。

 

 ある時、弓道場でコーチと話していて、壁のこの辺りに書の額でもあれば…ということになった。私の母が書道を習っているのでたずねてみると、家に空いている額はあるし、先生にお願いしてみてあげるとのこと。ついては、「じゃあ、なんて書いてもらえばいいの?」

 

 とりあえず手近な弓道関係の本を繰ってみる。すると「一射絶命」という言葉がよく出てくる。命がけでその一射に集中せよ、といった意味なのだろうが、矢を射るたびに死なれても困る。

 

 その時ふと思いついたのが、天才棋士・升田幸三氏がよく揮毫された「新手一生」と組み合わせて、「一射一生」とする案だった。もちろん、一つの型をつきつめる弓道と、つねに新たな指し手や戦術を求め続ける将棋とでは、正反対なのかも知れない。だが、一射にかける集中と、一手にこめる気迫とは、何か近しいものがあるような気もする。

 

 そんな経緯で今弓道場には「一射一生」の額が掲げられている。

 

 これでちょっとは部の役に立てたかなと満足していたのだが、最近、突如「一射一生」ってどこかですでに使われている言葉では、と気になりだした。すぐに、検索してみる。すると「ゴルゴ13」がヒットした。どうやらそうしたタイトルの回があるらしい。なんだこれはと思いながら、155巻を注文してみる。

 

 すると、なんと宇宙服を着たゴルゴ13が、スペースシャトルの翼の上で和弓を引いている。秘密裏に打ち上げられ、制御不能となったASAT(衛星攻撃兵器)を始末してくれと某大国に頼まれたのである。宇宙空間をさまようASATが、飛行機などを襲い始めているというのだ。

 

 その際、ASAT側の防御システムに捕捉されていないために「非金属の小さな飛行物体」つまり竹製の矢はうってつけだし、もし無重力状態で銃やミサイルを用いたら、その打ち手は反動で宇宙の果てまで飛ばされてしまう。そう考えて、ゴルゴは京都で弓の修行をしたうえで、宇宙へと旅立ち、見事任務を果たし…。

 

 一射に全人類の安全、さらには地球の命運をかけるくらいの意気込みで弓を引いてほしいし、とりあえず意味あい的には間違ってなさそうだ。だが、ゴルゴ13と大学弓道部…。プロフェッショナルとアマチュアリズムとの両極のようにも思える。

 

 でも今回の報酬はいつもの口座ではなく、京都の銀行へと送られ、ゴルゴの弓道の師(父親はASATによる飛行機事故で死亡)への束脩(謝礼)として、亡父の霊前に捧げられている。まぁ、いいか。(社会学者)

 

※2016年2月26日付 日経新聞夕刊 プロムナードより抜粋しました


<ホームページ管理者=昭和60年法学部卒 弓友会副会長兼リクルート担当 西村哲>