<男子> 8月18日(月)
【出場メンバー】
赤松(3) 松本(4) 堂下(2) 中野(4) 中西(3)
(補欠)石川(2) 水田(1)高橋(4)
※予選通過もトーナメント1回戦で敗退 BEST24
<女子> 8月19日(火)
【出場メンバー】
甲斐(2) 西田(3) 前田(2) 長田(4)
(補欠)佐藤(1)山口(4
※予選5位通過でシード権獲得もトーナメント2回戦で敗退 BEST16
<女子> 8月20日(水)
決勝進出者=西田有希(経済3)、甲斐文子(経済2)、小谷茉由(教育2)、前田清英賀(商2)
※入賞者なし
<男子> 8月20日(水) 1
石川快浬(経済2)、水田凱人(法1)
※入賞者なし
25/08/23 男女が慶應義塾大学と定期戦を実施
25/08/22 男女が早稲田大学と定期戦を実施
25/08/21 明治神宮弓道場でインカレ遠的に出場
25/08/18 日本武道館でのインカレに出場しました R7戦績を更新
25/08/14 男女が関西大学と練習試合を行いました R7戦績を更新
25/08/10 大雨がありましたが無事合宿を終了しました
25/08/03 同志社大学と定期戦を実施 R7戦績 同大定期戦(男子) 同大定期戦(女子)を更新
25/07/28 石川県星稜高校がインターハイ前に本学弓道場で練習されました 写真館2025を更新
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関西学院・学院史料編纂室から「原田の森キャンパス弓道場」の映像を提供頂きました。
過去の地図を紐解くと、原田の森弓道場は現在の王子動物園の象舎あたりにあったと推測されます。
映像の正確な撮影日は不明ですが、大学博物館の推定では、1924年(大正13年)11月から1929年(昭和4年)3月までの期間に撮影されたものとされます。
小澤師範の指導のもと、本学弓道部は関東強豪校と対等に戦える数少ない運動部となり、その活躍から当時は「第一期黄金時代」と呼ばれたようです。
映像から本学はもともと紀州竹林派であった事が伺い知れます。
私は昨年から、所属する大学の体育会弓道部の部長をつとめている。
と言うと、ほとんどの人が???といった顔をする。スポーツや武道武術にまったく縁のなさそうなお前が…、あんなに姿勢が悪いのに…ということなのだろう。
もちろん、部には監督・コーチなどがちゃんといる。その上で教員の部長も必要であるために、もろもろのいきさつがあって、私に弓道部長という役割がまわってきたのだ。
部員たちの普段の練習は、キャンパス裏手の弓道場で行われている。部員の中には、昨年とあるテレビ番組で芸能人やアナウンサーの弓道経験者と、誰がもっとも的の中心近くを射抜くことができるかを競いあい、0.7㎝という驚異的な記録でタレントチームに勝利した者もいる。
ある時、弓道場でコーチと話していて、壁のこの辺りに書の額でもあれば…ということになった。私の母が書道を習っているのでたずねてみると、家に空いている額はあるし、先生にお願いしてみてあげるとのこと。ついては、「じゃあ、なんて書いてもらえばいいの?」
とりあえず手近な弓道関係の本を繰ってみる。すると「一射絶命」という言葉がよく出てくる。命がけでその一射に集中せよ、といった意味なのだろうが、矢を射るたびに死なれても困る。
その時ふと思いついたのが、天才棋士・升田幸三氏がよく揮毫された「新手一生」と組み合わせて、「一射一生」とする案だった。もちろん、一つの型をつきつめる弓道と、つねに新たな指し手や戦術を求め続ける将棋とでは、正反対なのかも知れない。だが、一射にかける集中と、一手にこめる気迫とは、何か近しいものがあるような気もする。
そんな経緯で今弓道場には「一射一生」の額が掲げられている。
これでちょっとは部の役に立てたかなと満足していたのだが、最近、突如「一射一生」ってどこかですでに使われている言葉では、と気になりだした。すぐに、検索してみる。すると「ゴルゴ13」がヒットした。どうやらそうしたタイトルの回があるらしい。なんだこれはと思いながら、155巻を注文してみる。
すると、なんと宇宙服を着たゴルゴ13が、スペースシャトルの翼の上で和弓を引いている。秘密裏に打ち上げられ、制御不能となったASAT(衛星攻撃兵器)を始末してくれと某大国に頼まれたのである。宇宙空間をさまようASATが、飛行機などを襲い始めているというのだ。
その際、ASAT側の防御システムに捕捉されていないために「非金属の小さな飛行物体」つまり竹製の矢はうってつけだし、もし無重力状態で銃やミサイルを用いたら、その打ち手は反動で宇宙の果てまで飛ばされてしまう。そう考えて、ゴルゴは京都で弓の修行をしたうえで、宇宙へと旅立ち、見事任務を果たし…。
一射に全人類の安全、さらには地球の命運をかけるくらいの意気込みで弓を引いてほしいし、とりあえず意味あい的には間違ってなさそうだ。だが、ゴルゴ13と大学弓道部…。プロフェッショナルとアマチュアリズムとの両極のようにも思える。
でも今回の報酬はいつもの口座ではなく、京都の銀行へと送られ、ゴルゴの弓道の師(父親はASATによる飛行機事故で死亡)への束脩(謝礼)として、亡父の霊前に捧げられている。まぁ、いいか。(社会学者)
※2016年2月26日付 日経新聞夕刊 プロムナードより抜粋しました
<ホームページ管理者=昭和60年法学部卒 弓友会副会長兼リクルート担当 弓道部アドバイザー 西村哲>